24歳でがんになった。~Return Match~

24歳にして突然の上咽頭癌ステージ4の宣告。その時私は〝がん患者〟になった。

体重と運動

先日、職場のオンライン飲み会に呼ばれたのだが、

癌で休んでいることを知らない人からすると私は「なぜか急に消えた人」である。

というわけで何故か消えたなりの理由が必要になる。

 

前回は丸坊主に作務衣をきて「コロナを治める壺を作っている」設定にしたのだが、

今回は陸上競技のユニフォームを着て「オリンピックが延期になったから帰れない」と言っておいた。

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次は迷彩服を着て、母国の為に戦っている設定にしよう。

このように、私は毎日忙しく自由に遊んでいる。

 

久々に友人に会ったのだが、意外と元気そうだと驚かれた。

 

癌になって休職しているという人の状況は、普通こういった状態を想像するのかもしれない。しかも自分はステージ4だ。

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人々の期待を裏切って申し訳ないが、皆さんの暖かいご支援と母の美味い飯のおかげで私はすくすくと育ち、癌になる以前より体重が増えた。 

 

私は身長165cmと小柄で、

癌が発覚する前の体重は55.5kgくらいだった。

 

化学放射線治療が始まる前、食事が取れなくなり痩せると思いたくさん食事をとった。

その効果もあってか導入化学療法終了後も体重は約57kgだった。

 

化学放射線が始まり味覚障害が発生すると、案の定体重は減り一番少ない時で53.5kgにまで減少した。(しかも、胃ろうを使ってである)

 

治療が全て終わって、味覚が戻り始めるのと比例して食欲も増した。

コロナ禍で近所のスーパーにさえ行くこともなく、引きこもって自堕落な生活をしているとだんだんと腹や顎に肉がついて来るのがわかった。

一番体重が増えたのは4月の半で、治療終了後1ヶ月が経ち味もわかってきて食事が楽しかった頃である。この時体重は59.5kgまで増えた。

 

体重の管理をするという事は、自分の体を知る上でとても大切だと思う。

病気を経験して体調管理をしなければならない人はもちろん、スタイルや筋肉量を気にする人含め万人が体重計に乗るべきだと思う。

実際、体重の急激な減少から病気が発覚することもある。

 

私は体重をスマートフォンと連携出来るスマート体重計を入院中も持ち込んで使っていた。日々の記録が自動で出来るので便利だからだ。

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私が使っているものはAmazonで購入した物だが、少なくとも体重は病院の物と誤差±0.1kgほどで計測出来ていた。

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体脂肪率BMI、筋肉量なども測れるがどれほどの精度かは定かでない、

DEXA法(骨密度計測)で測った物とあまりにかけ離れていることもないので、的外れでもないようだが。

こういうスマート体重計を使えば、日々の記録が自動で行え、見返すことも出来るのでお勧めである。

 

そして、結果を知ったあとは行動に移さねばならない。

私は明らかに肉がついてきたので、少し運動せねばと考えた。

三日坊主になるのはわかっていたので、アプリを使って記録を可視化する事にした。

 

良いものはないかと探しているとadidasのトレーニングアプリにたどり着いた。

adidas Training 筋トレワークアウト

 

部位や行える時間に合わせてAIがプランを提案してくれる。

一つの部位にしてもそのトレーニングは短調ではないし、トレーニングごは様子を聞いて次回のトレーニングをその人の調子に合わせて組んでくれる。

本当にコーチがいるようにトレーニングを楽しめるのだ。

 

ダンベルや特殊な器具を使わない自重トレーニングがメインなので、家で手軽に始められるのも良い。

個人的に、自重トレーンングは効率は悪いが、自然に全身的に鍛えられるのでバランスよく鍛えられると思う。

 

同じadidasのアプリにランニング向けの物がある。

adidas Running ランニング&ウォーキングト

 

スマートフォンGPSから、移動距離と時間で消費カロリーや時速を可視化してくれる。

このアプリ、ランニングというだけあってランニングに特化しているが、モードを調整すればウォーキングにも使える。

移動を伴うスポーツなら様々なモードが用意されており、モーターバイクでもロードバイクでもゴルフでもアメフトでも使える。 

バイクでのツーリング中でも、消費カロリーが見れるのは面白い。

 

元はランニングが趣味の人にはかなり有名なRuntasticというアプリであるが、

どうやらこのアプリ含め先ほどのトレーニングアプリも全てRuntasticグループの物だったが、adidasに買収されたようだ。

 

三日坊主な私だが、アプリを使う事で続いている。

後遺症の喉の渇きが問題だが、体力をつけて六甲縦走のイベントに出たいな。

 

背中に「24歳でがんになった。」の広告貼って走れば、

誰かが癌になったときに「あの人走ってたし、心配ないか。」と勇気付けられるかもしれない。

自分が発信する事で、誰かの希望になれると嬉しいな。

 

 

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