昔、兄弟が事故にあって入院する事になった時、病院に駆けつけた親から「着替えとか入院の準備持ってきて‼︎」と言われて大変慌てた経験がある。
というのも、今回の病気をする前の私には、入院生活がどう言ったものか全くイメージ出来なかったからである。
どこの病院でも、入院生活に必要な準備はプリントして渡してくれると思うが、
何か事情があって急に用意しなければならない場合や、本人以外が用意せねばならない場合もあると思うので、ここに記しておく事とする。
なお、私は20代男性で、癌治療の為1〜2週間を何クールか入院した。
ここに記すの持ち物は、がん専門病院で渡された資料をベースとしているが、基本的には癌であろうと骨折であろうとどのような場合でも共通して必要なものであると思う。
(なお病院や個人によって必要な持ち物は異なると思うので、適時物品は調整されたし。)
また、これを用意しなければならない場合というのは、普段とは異なった特殊な状況である事が予想される。
そのような場合に人間はミスを犯し易くなる為、出来れば以下を印刷してチェックをして抜けが無いようにしていただきたい。
入院手続に必要な書類類
- 診療券
- 保険証
- 限度額適用認定証、公費受給者証、高齢受給者証(お持ちの方)
- 印鑑
- 戸籍抄本または本籍地と筆頭者の記載のある住民票
薬
- 現在ご使用の薬
- お薬手帳
室内着・履物
- パジャマ(昼間も着る事になるので、きちんとしたパジャマではなく、Tシャツにジャージのズボンなどで良いかと。カーディガンやジャージの上着などで重ね着し、温度調整する。介助が必要な場合は、前開きの服が望ましい。)
-
Tシャツ
風呂あがりや寝巻きにしても不快感の少ない速乾性の物がオススメ。
以下のシャツは持ち込んだ物だが、安価で気持ち良いのでオススメ。色も豊富。
普段着ている趣味のシャツや、ライブ、Tシャツで気持ちを高めるのも良いかも。
- 下着
- 室内履き(かかとのある歩きやすい履物。スリッパやゴム製サンダルは、転倒防止のため原則禁止の病院が多い。素足で履けるかつ、かかとの踏めるスリッポンが楽かと思う。(かかとを踏んでいいとは言っていない))
洗面用具
- 歯ブラシ、歯磨き粉
- 石鹸、シャンプー、リンス(普段使っているものでOK)
- 電気かみそり(普通、刃物の持ち込みは禁止される為かみそりは没収される。)
- タオル(予備を含めて多めに用意)
- 湯桶(普段使わない方でも、用意しておけば風呂場への移動の入れ物として便利。)
食事の時に使うもの
- 湯のみ(お茶の配給がある。こわれにくいもの。)
- わり箸やスプーンなどの食器(普通、配膳で配られるがカップ麺などの間食をとる場合に必要。)
矯正・補助器具など
- 眼鏡
- 補聴器
- 義歯・義歯保管容器
- 杖
その他日用品
- 筆記用具(ノートかメモもあると便利)
- イヤホン(TVを観るのに必要。普段観ない人も暇で観るかも。)
- ティッシュペーパー
- 汗拭きシート(風呂入れない時に)
- ビニール袋(脱いだものなどを入れるのに便利)
- 耳栓(隣人の騒音に悩まされない為の必需品)
その他、私のオススメ
- iPad(かなりオススメ。病室にいながら、映画も本も楽しめる。)
過去記事で詳細を書いているのでぜひ。
- 日記(代わり映えのない日々になる為記録をつける事で脳に刺激を与える。闘病の記録にもなり読み返すと面白い。)
- ポーチ(財布など貴重品を持ち歩くため。外来行く時とかに便利。)
- 運動靴やジャージ(可能ならば、体力温存のため意識して運動した方が良い。)
- 家族や友人の写真(元気が出る。スタッフとの会話のネタになる事も。)
何か忘れても病院の売店で大概のものは手に入るとは思うのでそれほど気にする必要もないですがね。
病室には簡易の鍵のついたボックスはありますが、金庫などはないので、宝石類などの貴重品や、多額の現金などは持って行かないようにしましょう。
あと、ハサミや爪切りなどの刃物類は持ち込み禁止で、ナースステーションに預ける事になります。(必要な時は申請して出してもらう。)
ハサミなどは持っていかなくても、看護師さんが貸してくれます。
以上、入院で必要な物の紹介でした。
こんなものもあると良いよというものがあれば、掲示板からご教授ください。
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