駅へ向かって歩く。あたりはすっかり暗くなっていた。 ただ無心で歩を進めていると、見慣れた背中が街灯に照らされた。 同期の羽貫さんだ。 彼女とは定期的にベロベロに飲んだくれて、翌日は後悔する仲だ。 「よう。帰りか?」声をかける。 「あら、歩きなん…
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