復職してからというもの、すっかりブログをサボりがちだ。
この野郎、元気になって仕舞えば応援してくれた人々に近況の報告もせんのかと言われれば返す言葉もない。
という訳で今回は近況のご報告をさせていただこうかと思う。
あまり長くなっては読む方も大変だと思うので、イベントだけピックアップしてまとめた。
なお、前回の記事にもしたが平日は基本的に仕事で、帰宅後はご飯を食べて寝るだけである。
◯膝は大分良くなった
粉砕骨折していた膝はぎこちなくも小走りが出来るほどになり、手術から3ヶ月後の10月半ばにリハビリを卒業した。
診察の方でも経過は良いとの話で、手術から1年後の来年7月に粉砕した膝蓋骨を固定しているワイヤーを抜去するという予定になった。
◯キャンプに行った
友人たちとキャンプに行った。
闘病中からずっと楽しみにしていたイベントでとても楽しかった。
男たちで酒を飲んでギャーギャー騒いでいると、学生時代を思い出して面白かった。
酒の飲んで浜に寝転んでいると、病気なんて最初からなかったんじゃないかと言うような感覚になった。
◯温泉旅行
GOTOを利用して友人達と近場で温泉旅行に行った。
比較的近くにあるのに、高級で行ったことの無かった温泉地にやっと行けて大満足だった。
食事は部屋食のみにしていたので、感染対策の面でも安心感して食事を楽しめた。
◯1人で県内観光
紅葉を見にいった。
鉱山跡地の遺産を見に行った。
こう言う近代建築がすごく好き。
この旅の記録はまたまとめたいな。
◯転勤が決まった。
近畿圏内で転勤が決まった。
今いる職場より忙しくはなりそうだが、その分経験も積めそうだ。
また職場に寝泊まりする生活に戻りそうで「がんばらなくっていい」の精神は貫けそうにない。
立地も今いるところより田舎にはなるので最初は嫌だと思ったが、COVID-19の流行が続くのなら田舎に行くのも悪くないとポジティブに捉えている。
◯
COVID-19第2波から第3波の間は膝が治ってきたこともありちょこちょこと遊びに行ったりしていたが、
マスコミが第3波と騒ぎ出す前の11月の前半から、雰囲気が変わってきたことを感じて外食は自粛、人に会うこともすっかりやめた。
療養終了後、地元を出てからは家族には受診の際に顔を見せに行っただけで、ずっと会えていない。
この感じでは年末年始も一緒にご飯を食べると言うのは難しいのではないかと思っている。
私も人間だから孤独は辛いが、自分も他人も守るべきために今という時期を乗り越えるしかない。
がんサバイバーは基礎疾患のある人間だから、自分がCOVID-19になるとまずいというのももちろんあるが、
より大きいのは医療従事者としての役割を果たさなければならないと思っているからだ。
仮に自分がCOVID-19になったら、巡り巡って人を殺してしまうかもしれない。
そんな危機感がある。
自分に残された時間がどれほどあるのか…
毎晩その事を考えてしまう。
みんなに会いたいし、外食もしたい、うんと遠くまで旅行もしたい…
でも、今はしたいことよりもするべき事を考えるべきだと考えている。
がんから生き延びることと同じように、COVID-19から生き延びなければならない。
同じ医療職種でも普通に飲み歩いてる奴もいるようで、なんて奴だと私は思うが、国がGOGO言うので一概に後ろ指を指すことでもない。
というか、私が気にしすぎなのではなんて感覚さえ生まれてくる。
「会食では食べてサッと食べて、サッとマスクをして…」
「忘年会はお静かに…」
お上の言うことにつべこべ言いたくないが、言ってることが実現不可能で面白い。
そのうち濃厚接触を避けながら少子化対策をよろしくお願いしますなんて国民に言い出すぞ。
ずっと家にいるのも厳しいものがあるので、1人でドライブや散歩をしたり、平日の夜にウィンドウショッピングをしたりしている。
外食ができないのは辛いが、逆にいえば外食以外のことは出来るわけだ。
あまりストレスを溜めないように出来ることをやっていこうと思う。
仕事は忙しいが、今この時期に自分に与えられた仕事をこなせることを誇りに思う。
「我らここに励みて国やすらかなり」
早く第3波が落ち着いて、外食したいな。
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