こんにちは。
癌サバイバーの春元(じぇー)です。
今回はいつもの日記のような記事ではではなく、他人に読んでいただくことを前提とした記事ですので、いつもとは口調が異なりますが気にしないで下さい。
それではよろしくお願いいたします。
〇
みなさんは病院で自分が検査を受けた画像を見たことはありますか?
普通、説明を受ける際に診察室でちらっと一部をみて終わりだと思います。
X線(レントゲン)写真やCT、MRIなど各種画像検査で得られる画像というものは、
普通のカメラで撮った写真と異なり専門的な知識がないと見ても何が何かわからず、あまりおもしろいものではないと思いますが、患者さん自身でも閲覧することが出来るということを広く知ってもらうために記事にしようと思いました。
当初は病院や研究機関で使われることも多いフリーソフト、OsiriXを使った画像の管理方法について記事にしようかと思いましたが、難しくなりそうなので今回は見送りました。
私の方では「閲覧」に的を絞り、一般の方でもできる簡単な方法を取りあげたいと思います。
なお、今回の記事は
匿名様よりプレゼントいただきましたDVDドライブあってこそ出来た記事です。
かっこいいデザインでとても気に入っております。
この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました‼︎
必要な物
・検査データの入ったCD‐R
・Windows搭載のPC(DVDドライブ必須)
〇
まず検査データの入ったCD-Rが必須となります。
紹介の後返却された場合など手元にある場合もあると思いますが、無い場合は自費で作成をしてもらうことも出来ます。その場合は「検査した画像のCD‐Rを持ち帰りたい」と医師か事務の方に言えばスムーズだと思います。
自費診療ですが、費用はだいたい千円〜2千円位だと思います。
〇
準備したCD‐RをPCのDVDドライブにいれます。
すると自動で簡易閲覧用のソフトが立ちあがります。
立ちあがらない場合はPC→DVDドライブからファイル形式がアプリケーションのものを起動させて下さい。なおメーカーにより表示は異なる場合があります。
アプリケーション自体の操作方法はCD-R内の「README」を参考にしてください。
てきとうに触ってもCD-R内のデータが消える事は普通ないので、弄って覚えても良いと思います。
アプリケーションの表示に従い、表示させたい画像データを選択します。
すると画像が表示されます。
ちなみにこれは私の首を顔面と平行にスパッと切った断面図(この方向をコロナルや冠状断と言います)で、MRIのT1WのCE(造影)で撮影されています。画面中央左のもやっと白に写っているものは癌です。大きさは右のメジャーから大体測ることができます。
大きいですよこれ。怖いですね。
普通は患者氏名なども表示されていますが消してあります。右上はシーケンス(どんな方法で撮ったか)を示しており、左下のCEは造影を意味します。
これで画像を見ることが出来たので一つ目標クリアです。
簡易的な方法ですが、CTなどを置いていないような町のクリニックでは普通、専用のPCがないのでこの方法でみていますし、普通に閲覧する分には十分です。
◯
以上が画像の閲覧の方法です。
意外と簡単だったのではないでしょうか。
今回は「見る」方法を伝えましたが、実際に「診る」ことは訓練を積んだ専門家でなければ難しいと思います。
興味があれば自分の病気や怪我がどこにあるのか、勉強してみてみると面白いかもしれませんよ。
以下に私がよく勉強に使う、無料で勉強できるサイトを参考に示しておきます。
本はこちらが優しくわかりやすくオススメです。
機会があれば皆様もぜひ試してみてください。
次回はiPadを使って画像を見る方法も紹介できればと思います。
それでは今日はこの辺で。
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