24歳でがんになった。~Return Match~

24歳にして突然の上咽頭癌ステージ4の宣告。その時私は〝がん患者〟になった。

無事退院しました。

2020年8月3日、膝の手術の為に入院していた病院を退院した。

 

計二週間ほどの入院だったが、良い病院で良かった。

骨折した足の方はまだあまり動かないが、他力でグッと曲げると90°位は曲がるようになった。骨がくっつくまで2ヶ月くらいかかるようなのでそれまでは無茶をしないように過ごそうと思う。

 

脚が曲がらない感覚は言葉には伝えにくいが、体が硬い人が無理やりに関節を動かそうとする感覚に近いと思う。一般人は体操選手のように柔軟に脚を開くことはできないが、グッと背中を押されると痛いと叫びつつ多少は開くような感覚だ。それも毎日繰り返せば柔軟になっていくように私の脚も動くようになるようだ。

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外の風を浴びると夏がきた事を実感する、この脚でも今年の夏を楽しみたいな。

 

久々の家はホッとした。

不自由な脚をひきづりながらでも、ひとりで移動できるようになったのでさほど不便はない。シャワーもほぼ二週間ぶりに浴びたのでとても気持ちが良かった。

二週間ぶりと言うと驚かれると思うが、手術の後抜糸するまではシャワーは浴びれない決まりだったのだ。でも、頭は洗っていたし体は拭いていたので清潔にはしていた。

動かなければ汗もかかないのでそれで不満もなかった。

 

1週間後には職場復帰だ、この脚では不安も大きいが自分にできる事を精一杯やりたい。そういえば癌で休職している自分が復職を決めたのは、同じ医療職として全国で働いている友人達からコロナと戦っているエピソードを聞いたと言うのが大きい。

自分に今出来る事があるのに、ベッドで過ぎていく時間を過ごすのなんて嫌だ。

どう過ごしったて時間は過ぎていくのならば出来る限り人々のプラスになるように過ごしたい。

 

8月4日、今日は満月だ。

8月の満月はアメリカの先住民の文化でスタージャンムーンと言いチョウザメの猟季と言う意味らしい。

月ならば家のベランダからも撮れるななと脚を引きづり三脚を持って移動していると、母親に「カメラがあると元気になるなぁ、あっち(癌の治療先)でそのカメラを買った時もみるみる元気になった。」と笑われた。

確かに写真を撮ると言う理由に付けて行動する事が多いのでその通りだな。

あまりブログでカメラの話をしてこなかったけれど、私の相棒なので今度きちんと記事にしてみよう。

 

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月は表現が難しいが、星と異なり雲さえなければ庭から撮れるのでいい被写体になる。
今回はNikonのZ50とキットレンズの50-250mmで撮影。

このレンズはあの価格帯、あの大きさのレンズとは思えない描写をしてくれる。

今後はちょこちょこ写真もブログで紹介させてもらおう。

 

そしたら今日はこの辺で。

 

 

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