24歳でがんになった。~Return Match~

24歳にして突然の上咽頭癌ステージ4の宣告。その時私は〝がん患者〟になった。

体調不良

今回は「嘔吐」の話が含まれます。

リアリティのあるシーンも含まれますので、苦手な方、食事中の方はご注意下さい。

 

2020/02/06、深夜

突然気分が悪くなり嘔吐してしまった。

それから朝までのうちに計3回嘔吐した。

 

今までも吐き気はあったが嘔吐したのは初めてで、かなり気分が悪くなった。

 

翌日の02/07も放射線治療があったのでとりあえず病院にいったのだが、受付で診察をして欲しい旨を伝えて診察を受けられることになった。

 

担当医の内科の先生は

「もう抗がん剤の副作用が出る時期ではなく考えにくい。他の原因があるはず。」と言い、腹部のXP(レントゲン)を撮りに行くように言われた。

 

腹部のXPを撮って待合に戻る。

あんまり気分が悪いのでリクライニングシートに寝かせてもらった。

そのうちにも気分が悪くなり吐いてしまった。

幸い袋を持っていたのだが、これまでように食べたものが出たのではなく真っ黄色な胃液が出てきた。

 

寝ていると担当医の先生が呼びに来てくれた。

診察室に通されると、原因がわかりましたという。

「すっごい便秘です。」

便秘?便秘でこんな事になるのか?

「レントゲンを見てもらう方が早いでしょう」

確かに、レントゲンにみえるだけでも上行、横行下行結腸に糞塊が見える。

これは立派な便秘だ。

抗がん剤ではないのですが、合わせて使う薬に便秘の副作用があるんです。」

 

その日吐き気止めと水分を注射してもらって、無事放射線治療も行えた。

 

今までで一番気分が悪かった。

しかもその日の晩、38.8℃の高熱が出た。

その日は晩にバニラアイスを半分ほど食べただけでほとんど水分も取れなかった。

 

翌日の診察では昨夜の高熱がインフルではないかと検査をしたが否定され、結局何か分からずじまいだったが、私としては昨日の疲れではと思った。

 

病気になってから驚くほど免疫力が落ちていてすぐに高熱が出てしまう。

 

2/8現在は熱も下がり、相変わらず便秘なのだが、上から出すものを出したので気分はマシになった。

少しずつだが食事を取っている(アイスとかおかゆとか)

先生は出来るだけご飯と水分を取ってくださいというが下から出ていないので食べすぎると気分不良になるし簡単ではない。

 

先週の放射線治療科医師との診察で「来週中には食べれなくなるかも」と言われたので、食べたいものを食べておきたいのだが…

まだおかゆや春雨等しか食べれていないのでステーキは無理そうだ。

 

健常者でも便秘に悩まされている方は多いと思うが、私のように大事にならぬように注意して頂きたい。

 

それからまたまた嬉しいプレゼントが届いた。

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華さん、沙織さん(仮名)からで、メッセージからリアルの友達かなと思ったが、私にはこんな可愛らしい名前の友人がおるはずもなく頭を捻らせた。迷宮入りするかのように思われたがSNSに投稿したところ私ですと手を挙げてくれた方がいた。

華さん、沙織さんありがとうございます。 

 

実は、早速レシピのバナナスムージーを作ってみたのだが、果物を入れた場合酸化で黒ずんでしまうため急いで飲み干してしまった。

あわてて飲み干してしまったものだから、写真を撮るのを忘れたのだがとても美味しかった。

 

スムージーというと、果物を使ったデザート系のものか、野菜を使った健康志向のものかのイメージしか無かったのだが、レシピにはスープ系のもの(例えば芋やかぼちゃがベース)のものが載っていてこれは思いつかなかったなと思った。

 

今回の便秘事件もあるので食物繊維の豊富な芋類などをスープで積極的に取り入れるのもよいと思った。

早速今晩はレシピ本に掲載されていたさつまいもと牛乳のスムージーの具材を仕入れてきて作ってみた。これがまろやかでとても美味しかった。

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ミキサーでガーっと出来るのも手軽で毎日でも続けられそうだ。

レシピ本のおかげで飽きることもないだろう。華さん、沙織さんありがとうございます‼︎

 

 

そういいえば2/8の今日から2日間、全国で医師国家試験が始まる。

この試験を受ける友人に、激励のメッセージとスタバのオンラインチケットを贈ってあげた。

病人になると医師国家試験に挑む友人への応援の気持ちも身が入って熱くなる。

私のような凡人は天地がひっくり返ってもお医者様にはなれないので他人に期待したくもなるものだ。

 

医療系の国家資格というモノは数多くあるが、私の記憶では医師国家試験を先頭に看護、診療放射線技師、臨床検査、理学療法…と2月中に続いたような気がする。

私は卒後してからも国家試験の夢で汗だくになり目が覚めるほどそのプレッシャーは凄まじいものだった。

身をもってその涙を知っているから今更頑張れなんて事は言えない。

私のブログの読者に医療系学生諸君がいるかはわからないが、もしこの記事を見てくれているのならばこう言いたい。

「国家試験を受ける権利を得ている君はもう十分に知識も技術もあるから、自分を信じて落ち着いて試験に挑んで下さい。」

 

皆様が春から純白の白衣を身に纏える事をお祈りしています。

 

 

 

 

 

(そして私含め癌で苦しむ人々を救済してくれ〜〜〜〜‼︎(切実))

 

 

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