がん発覚の1年程前、右耳に違和感が出てきた。
水の中にいるような感覚で音も聞こえづらい。
その日すぐに町の耳鼻科に行った。
「耳垢が溜まってますね〜」と垢を取り沿いてもらったが、素人の私でもそれが原因でないことはわかる。ヤブ医者め。
案の定症状は変わらず3日後2件目の町の耳鼻科に行く。
検査の結果〝メニエール病〟と診断される。
処方された薬を一週間ほど飲んでいるとかなりマシになったので、信じて1年ほど通院した。後半は医師も改善されないことに違和感を感じていたようだった。
不安を持ったこと、一定の改善から症状が良くならなかった事もあり別の町の耳鼻科に変わった。そこでの診断は〝慢性中耳炎〟医師は鼻と耳の間を泥のような鼻水が塞いでいるから、週3回は吸引にきてくださいと言う。
3週間ほど根気よく通い、私の右の鼻がガバガバになったところで涙目のまま医師に訪ねた。
「先生、吸っているものの姿を見たくないですか?」
私が提案し、大病院でMRI検査を受ける事になった。
序章②へ続きます。
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